ホーム MotoGP 日本GP木曜日:小椋藍|フ...

日本GP木曜日:小椋藍|フィジカルは問題なし。週末の目標は……

227
©MotoGP.com

10月1日、MotoGP日本GPは走行を翌日に控えてメディアデーが行われた。

夕方の会見には、最高峰クラスにフル参戦する唯一の日本人ライダーである小椋藍が登壇した。以下、会見とその後に行われた日本語の囲み取材をもとにお伝えする。

気になるのは、イギリスGP後のトレーニング中に負った左手親指の骨折だ。アラゴンGPとサンマリノGPを欠場し、オーストリアGPで復帰。スプリントレースと決勝レースをそれぞれ4位で終えている。

この結果を見る限りフィジカルは問題なさそうだが、小椋自身もこう語っていた。

「怪我から復帰したオーストリアで、すぐに速さを取り戻すことができました。どちらのレースも4位。そしてホームGPを迎えます。いい状態にあると思います」

さらに会見後に行われた日本語の囲み取材でも重ねて確認したが、「怪我の影響はなくバイクに乗れると思います。オーストリアでもほぼ影響なく乗れていましたから。オーストリアでも、痛み止めなしで走れるくらい回復していた。今回はそのときよりもいいので、まったく問題ないと思います」ということだった。

昨年はサンマリノGP決勝レースのクラッシュで負った右手の負傷を抱えて日本GPを迎え、土曜日のスプリントレースまで参戦したところで状態が悪化し、最終的に決勝レースを欠場した小椋。2026年は、ほぼ万全の状態で母国グランプリを迎えた、といってよさそうだ。

そんな母国グランプリの会場であるモビリティリゾートもてぎは、今年、レーシングコースの全面再舗装を行った。現在、日本を拠点にトレーニングを行う小椋は、今年に入ってもてぎを4~5回走っており、そのうち2回ほどは、再舗装後だったという。

木曜日の囲み取材では、当然ながら、多くのライダーが再舗装された路面について関心を寄せていた。小椋に新しい路面の印象を聞くと「以前とそれほど違いは感じませんでした」ということだったが(なお、同じくもてぎの再舗装路面でテスト経験のある中上貴晶も、「グリップに関してはそこまで変化は感じなかった」と述べている)、走行の経験がある、というそれ自体がアドバンテージになるだろう。

今、小椋は日本人ライダーとして22年ぶりに最高峰クラスで優勝を飾ったライダーとして、4度の表彰台を獲得したライダーとして、MotoGPでも注目を集めるライダーとして日本GPを迎えている。

「今週末、過去にMoto2で見せていたような強さを発揮できるだけのポテンシャルが、自分にはあると感じていますか?」(Moto2では2022年に優勝、2023年と2024年は2位)と聞かれた小椋は、こう答えている。

「できるかどうかはわからないけど、それが目標。“そこ”を目指していくつもりです」

その答えは、日曜日の決勝レースで見ることができるだろう。