セパン・インターナショナル・サーキットで行われた3日間の公式テストを、小椋藍は168周を走って、1分57秒326のベストタイムで終えた。
小椋が評価する2026年型RS-GP、そして自身の進歩とともに、残る課題。
進歩と課題が見えたセパンテストを、現地取材から読み解く。
「全体的によくなっている」2026年型RS-GPの印象
マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで2月3日から5日にかけて行われた公式テストは、3日間のスケジュールを終了し、小椋藍は168周を走った。小椋のベストタイムは、3日目に記録した1分57秒326で、3日目総合としては11番手だった。
テスト初日、小椋は午前中に2025年型マシンで走り出し、午後には2026年型で走行した。2026年型は空力デバイスの形状が変わっている。この印象について、小椋は「真っ直ぐのブレーキングでバイクの限界値が高い。僕にとってはかなりプラスではないかと思います」と語っている。
2026年型全体の印象を初日の囲み取材で尋ねると、小椋は「何かを得る代わりに何かを失うのではなく、全体的によくなっている感じです」と、総合的なパフォーマンスが底上げされていると説明していた。
小椋のコメントは、長年RS-GPを知るロレンツォ・サバドーリの評価とも重なっている。以下に紹介するのはサバドーリが公式テスト3日目を終えて語った、2026年型RS-GPの進化についてである。
「特定の一つの分野というわけではなくて、バイク全体の細かい部分だね。スピード、ブレーキング、加速の面で少しずつよくなっているよ。だから、一つの領域だけではなく、様々な分野で小さな変化がある。最終的な総合結果はポジティブだよ」
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