スタートで後退するも11番手から追い上げて5位。しかし……
「残念です。自分にがっかりです」
小椋藍はMotoGP開幕戦タイGPの決勝レースを終えて、そう言いきった。決勝レースで、5位。これは2025年タイGP決勝レースと同じ順位であり、これまでのMotoGPクラスにおける決勝レースのベストリザルト・タイである。
一見すると、悪くはない結果。けれど、小椋が「自分にがっかり」するには理由があった。──しかし、まずは決勝レースの内容を確認しよう。
小椋の今回のレースで一つのポイントになったのは、スタートだ。8番グリッドの小椋自身のスタートは悪くはなかった。むしろ、いつもよりもいいくらいだった。ただ、10番手スタートのミルが小椋の前に出て1コーナーでブレーキングしたため、小椋の選択肢がなくなった。ミルは、小椋の左後方の10番グリッド。今回のミルのスタートは抜群によく、スタート直後に小椋の前に出ている。このため、小椋は11番手付近までの後退を余儀なくされた。
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