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【有料記事】MotoGPセパン公式テスト1日目|タイム以上に物語るヤマハの“兆し”。クアルタラロが刻んだ「SMOOTH」の文字

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ピットにあったクアルタラロのマシンには「SMOOTH」の文字が©Eri Ito

2月5日、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで行われた、2025年シーズンのMotoGP公式テスト1日目は、2024年チャンピオンのホルヘ・マルティンの転倒と骨折など話題が多かった。転倒、負傷したマルティンやラウル・フェルナンデス、ファビオ・ディ・ジャンアントニオについては、2月5日夜のstand.fmの配信で話しているので、ぜひそちらでご確認いただければと思います。

さて、そんな初日で個人的に注目したのは、ヤマハである。

まずは、1日目のタイム結果を確認しよう。なお、ここではヤマハでの継続参戦となるファビオ・クアルタラロとアレックス・リンスを取り上げていく。

クアルタラロは1分57秒555で、トップ。クアルタラロのタイムは、2024年マレーシアGPの予選Q2で自身が記録したタイム、1分57秒592をわずかに上回るものである。リンスは1分58秒652で、14番手だった。しかし、もちろん、順位についてはさほど重要ではない。参考までに、セパン・インターナショナル・サーキットのオールタイムラップ・レコードが1分56秒337(フランチェスコ・バニャイア)である。

なお、ヤマハは今季もコンセッションのランクDの適用を受けているため、レギュラーライダーたちはシェイクダウンテストから参加していた。

公式テスト初日、クアルタラロはシェイクダウンテストですでに投入されていたシャシー、それから空力デバイスをテストした、と述べている。一方、リンスは、「風が強かったので少し予定を変えた」と言う。リンスも同じくシェイクダウンテストで使用し、少し修正を加えたシャシーと空力デバイスのテストを予定していたが、風が強かったために「そのテストはできなかった」ということだ。リンスは予定を変更し、タイヤテストを行ったという。


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