中上貴晶、マリーニの代役でファクトリーチームからの参戦
ホンダの開発ライダーである中上貴晶が、イタリアGPでルカ・マリーニの代役として参戦した。イタリアGPは、中上を含めてホンダのライダーたちが軒並み苦戦を強いられたわけだが、この記事では、中上にとって「初のファクトリーチームからの参戦」についてフォーカスしていきたい。
マリーニの状況について触れておくと、5月28日、鈴鹿8耐のテスト中に激しい転倒を喫し、左股関節の脱臼、左ひざの靭帯損傷、胸骨と左鎖骨の骨折、右肺の気胸を負った。とはいえすでに退院しており、イタリアGPの週末もムジェロ・サーキットのパドックをいつものように歩いていた──その様子は、一見すると負傷しているようには見えなかったほどなので、だいぶ回復していたようだ。
イタリア人ライダーのマリーニは、ムジェロ・サーキットをよく知っている。コースサイドで走りを見ては、他メーカーやライダーとの違い、音の違い、トラクション・コントロールの違い、そして「今、何が問題なのか」を細やかに、かつ的確に中上に伝えていた。
さて、中上のファクトリーチームからの参戦について話を戻そう。
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