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MotoGP前半戦振り返り|ヤマハの進化と課題。レースでの苦戦の理由とは

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©Eri Ito
2025年シーズン、ヤマハは成績を改善してきた。
クアルタラロはポールポジションを4度獲得している。
一方で、決勝レースでは後退するレースを続けている。
前半戦を終えて、ライダーは何が課題だと感じているのだろうか。

リザルトとしては2024年に比べて向上

2025年シーズン前半戦のヤマハを振り返ってみよう。

チャンピオンシップのランキングでは、ファビオ・クアルタラロが9番手、アレックス・リンスが18番手で、サテライトチームのジャック・ミラーは14番手、ミゲール・オリベイラは25番手である。

2024年シーズン前半戦と比較すると、クアルタラロはランキング15番手、リンスは21番手だった。2024年、ヤマハにはサテライトチームがなかったので、ヤマハのライダーとしてはこの二人のみである。

2024年シーズンの前半戦は9戦、2025年シーズンの前半戦は12戦で、レース数が異なっているので、1戦あたりの平均獲得ポイント数を計算した。クアルタラロが2024年の前半戦で獲得したポイントは、1戦あたり約4.9ポイント、リンスは約0.9ポイント。一方、2025年は、クアルタラロは8.5ポイント、リンスは3.5ポイントである。

また、クアルタラロは4度のポールポジションを獲得し、スペインGP決勝レースでは2位表彰台を獲得している。

マシンとしても、エンジンやフロント部分の空力デバイスもアップデートされている──ただし、チェコGPではクアルタラロは新しいもの、リンスは古いものを使用していた。また、テールカウルの空力デバイスについてもアップデートが行われている。

改善の尽力を続けるヤマハが、競争力を高めていることは間違いない。実際のところ、イギリスGPでは優勝に手が届きそうだった。ポールポジションからスタートしたクアルタラロが、途中まではトップを走っていたのだ。最終的にライドハイトデバイスのトラブルで優勝は露と消えたが、2022年以来となる表彰台の頂点に、期待は高まっている。

ただ、予選の好結果と相反するように、決勝レースで後退するのが現在のヤマハ、そしてクアルタラロのレースでもある。

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