MotoGP第16戦サンマリノGPが9月12日から14日にかけて、イタリアのミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われた。小椋藍(アプリリア)は、スプリントレースを12位、決勝レースでは転倒を喫してリタイアとなった。
路面グリップのいいミサノで経験を重ねる
ミサノ・サーキットは小椋藍(アプリリア)が好むサーキットである。そして、前戦カタルーニャGP決勝レースでは、6位フィニッシュという好結果で終えている。こうした状況から期待したくなるサンマリノGPだったが、MotoGPはそう簡単ではない。
カタルーニャGPの6位には、理由があった。小椋は、タイヤをいたわって走ることに優れている。レース序盤から終盤にかけて、大きくタイムを落とさずにペースを刻むことができるのは、小椋のMoto2クラス以前からの強みだ。
だからこそ、カタルーニャのように路面グリップが低いサーキットでは、周りのライダーがタイムを落とすところ、小椋はその落ち幅を抑えて戦うことができる。
一方、サンマリノGPが開催されるミサノ・サーキットは、路面グリップがいい。こうしたサーキットでは、他のライダーのタイムが上がる。「バイクの上での頑張り方をわかっている」からだ。頑張った分だけ、バイクが応えてくれる。そして、タイムが上がる。小椋は、その「上がり幅」が小さいのである。路面グリップのよさを、他のライダーほどタイムにつなげられていない。もちろん、「今の小椋は」ということだが。
木曜日、囲み取材で小椋は「ここはすごく路面グリップがいいみたい。だから、どうでしょうね。難しいかな、とは思っていますけど」と語っていた。
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(トップ画像©Trackhouse Racing)
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MotoGP第16戦サンマリノGP:小椋藍、スプリント12位も決勝は転倒リタイア
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2025年9月10日掲載(「モーターファンバイクス」掲載ページでは、記事全文&全2枚の写真がご覧いただけます)
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