2025年シーズンの開幕戦の木曜日、小椋藍は、慎重な姿勢を崩してはいなかった。
2024年最終戦後のバルセロナ公式テスト、2025年2月のセパンでのシェイクダウンテストと公式テスト、ブリーラム公式テストの合計9日間、MotoGPマシンで走り込んだ。テストのタイムは悪くない。ブリーラム公式テストでは、総合順位でトップのマルク・マルケスと0.781秒差で終えている。
MotoGPへの適応は、2021年にMoto3クラスからMoto2クラスにステップアップしたときよりも順調に見えた。翌日からの走行を控えたタイGPの木曜日、囲み取材で小椋にそう問えば、「まだ、ここから」と言う。
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